
骨切り幅寄せとは
骨切り幅寄せとは、太い鼻筋を細くする手術です。
施術は、切り込みを入れた鼻骨を内側に折りたたみ、ギプスで固定します。
男性的な太い鼻筋や曲がった鼻にお悩みの方、鼻筋をすっきり整えたい方におすすめの施術です。

- 幅の広い鼻を細くしたい
- 鼻が曲がっている
- 華奢な鼻になりたい
- 鼻を目立たなくしたい
鼻筋の横幅を細く。
骨切り幅寄せの効果について
顔の中心で唯一の縦ラインである鼻は、顔の印象を大きく左右します。
骨切り幅寄せは、鼻の大きさがコンプレックスで鼻を小さくしたい場合に行うことが多く、目立たない「忘れ鼻」に導きます。
この施術は鼻筋が高くなる訳ではなく、正面から見たときの鼻の骨の部分の横幅が細くなりますが、鼻筋が細くなる事で、鼻筋が通った印象になる事が多いです。
また、ワシ鼻修正との併用施術も可能で、より華奢な鼻にすることが可能です。

骨切り幅寄せの手術方法
専用のノミを用いて、鼻骨と上顎骨に切り込みを入れ、両側の鼻の骨を内側に折り込みます。
術後、折りたたんだ骨を固定するため、1週間ギブスで固定します。

●切開箇所のデザインをします

●切開ラインは鼻骨と上顎骨上にあります。

●専用のノミで切り込みを入れます

●骨を中央へずらし、皮膚の上からギブスで固定します
2つの術式
骨切り幅寄せには、鼻の穴の中を切開して行う「クローズ法」と、鼻柱を横切って切開して行う「オープン法」があります。
クローズ法は、切開箇所が鼻の穴の内側なので、術後の傷が目立たない方法です。傷が心配という方にはクローズ法が向いています。
オープン法は、鼻柱を切開し、皮膚を持ち上げて施術を行うため、鼻の中がよく見えます。そのため、手術による変化はクローズ法より大きいですが、傷痕が目立たなくなるまでに3ヵ月近くかかります。

骨切り幅寄せのダウンタイムについて
施術後~完成までの生活
腫れ
手術後は鼻周囲の腫れがありますが、腫れの程度は個人差があります。皮下出血(内出血)は出る方と出ない方といらっしゃいますが、ご体質に影響を受けることが多いです。当院ではできるだけ腫れや皮下出血を抑えるために丁寧な施術を心がけています。腫れは、通常、数日~1週間で落ち着きますが個人差があります。
ただし、飲酒や運動、長時間の入浴は腫れが引きにくくなるので、腫れ等が続いている間は控えて頂いております。
傷
クローズ法で行う場合、切開箇所は鼻の穴の中だけなので、ほとんど目立ちません。
オープン法で行う場合は、抜糸するまでの間(7日間)は、至近距離では糸が分かりますが、当院では縫合が目立たないように、極細の糸を使用し、細かな縫合をしています。
また、抜糸までに傷に感染が起こると傷の治りが悪くなります。しっかり軟膏を塗り、洗顔も傷以外のところを拭く程度にした方が良いです。化粧もなるべく抜糸の翌日まで控えましょう。
痛み
手術は麻酔で眠っている間に終わるため、術中の痛みは感じません。術後の痛みも、鼻先がジンジンする程度の軽度の痛みです。当院は丁寧な施術や適した麻酔を施し、患者様の痛みや負担を可能な限り少なく心がけています。また、術中や術後に痛み止めを使用しますので、痛みは我慢できる範囲内です。
完成までの生活
手術後2週間は、肌色のアルミプレートで鼻を固定します。就寝中や生活の中で鼻先をぶつけたりしないように保護をする目的と、術後の腫れに圧迫されて骨の位置に影響が及ぶ可能性があるため、固定することでズレを起きないようにする目的です。
抜糸を行い、固定が取れて腫れや傷が落ち着いた後は通常の生活に戻ることができます。
手術から数週間で大まかな完成像が分かりますが、人の創傷治癒期間は通常3~6ヶ月ですので、本当の完成は約半年後になります。

骨切り幅寄せの施術概要
施術時間 | 30~60分 |
---|---|
麻酔 |
局所麻酔 静脈麻酔セット |
傷痕 | メイクで隠せる程度 |
腫れ | 数日~1週間 |
通院 | 抜糸のため、7日後に1回 |
お薬 | 痛み止め/止血剤/抗生剤 |
メイク | 当日から可能だが、できるだけ手術部位を避けること |
シャワー | 当日から可能 鼻が濡れないよう注意 |
入浴 | 抜糸翌日から可能 ただし、腫れが引くまで入浴は避けること |
骨切り幅寄せのよくある質問
- 術後、骨がズレることはありませんか?
- 術後はしっかりと固定を行います。一度固定されたら、ずれることはありません。
- 骨切りをした部分に段差はできませんか?
- 術後、切開部分に段差を感じることがあります。外見上の問題がなければ修正の必要はありません。修正は、術後4ヶ月以上経過してから可能です。
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