糸リフトは小顔効果やたるみの改善の効果の高い治療です。
もし糸リフトをした後、ダイエットなどで顔が痩せた場合はどうなるでしょうか?ここでは、糸リフトの仕組みとその後のダイエットについて解説していきます。

糸リフトの仕組み

まずは糸リフトの治療法をおさらいしておきましょう。どのような仕組みでリフトアップされるか知っておくことで具体的にイメージすることができ、施術の成功にも繋がります。

糸リフトの仕組みと治療内容

糸リフトは、特殊な糸を皮膚の中に通すことで、垂れ下がった皮膚を持ち上げたるみを改善する切らないリフト治療です。
手術に使用される糸には、複数のトゲ(コグ)があります。このトゲが「かえし」の役割となり、皮膚をつまみ上げることでリフトアップ効果を得られる仕組みです。体内に糸が挿入されることで、糸の周りにコラーゲンが生成され、二次的な効果が生まれます。この糸自体は医療によく使われ、時間経過で体内に吸収されます。

糸リフト後にダイエットをした場合

では、糸リフトの治療後にダイエットをしたらどうなるのでしょうか?考えられる二つの現象について説明いたします。

頬がコケる?

上記で仕組みを説明したように、糸リフト後にダイエットしても頬がコケることはありません。糸リフトは糸でたるみを持ち上げる治療であり、頬の脂肪量とは関係ないためです。

年齢を重ねると、頬がこけると老けて見られがちですが、逆に、糸リフトを行うことで頬がリフトアップされて予防的なアンチエイジングに繋がります。

糸が目立つ?

ダイエットすることで顔の脂肪がなくなり、脂肪の中に隠れていた(と感じている)糸が表面に出てきて目立ってしまうのでは、と考えるかたもいらっしゃると思います。実際に、糸リフトを体験した方のレビューで、糸が悪目立ちしてしまったという書き込みを目にしたこともあるかと思います。
実際は、ダイエットと糸の目立ちはほとんど無関係です。糸が目立つ原因のほとんどは、医師の技術やアフターケアの不足です。
技術力の高い医師にお願いすることはもちろんですが、医師も人間ですので、100%の確率で成功するとは言い切れません。高い技術力に加えて、万が一何かあった場合に、アフターフォローを万全にしてもらえるかという点は必ず確認しましょう。

糸が目立ってきた?と感じたら・・・

先述したように、ダイエットと糸が目立つことはほとんど無関係です。
しかし、医師の技術不足やアフターケアの不足により、ダイエット後、顔が痩せたことで糸が目立つことも考えられます。その場合は、どう対処したらよいでしょうか?ここでは、糸が目立ってしまった場合の対処法について紹介します。

まずはカウンセリングを!

何度も繰り返しますが、糸リフトの目立ちは、医師の技量によるところが大きいです。心を落ち着かせるためにも、医師のカウンセリングを行いましょう。
担当医に相談することが一番ですが、不信感が強い場合などはセカンドオピニオンについても考えてみてください。医師と相談し、今後の治療方針を決めていきましょう。

ヒアルロン酸

具体的な対処法としてまず考えられるのは、ヒアルロン酸注入です。補助的にヒアルロン酸を入れることで、気になる部分をカバーできます。より自然な顔に仕上げたい人は、ヒアルロン酸注入を検討してみてください。

脂肪幹細胞注入

脂肪幹細胞注入は自身の脂肪を使うため、安全性の高い注入治療です。太ももやお腹など、余計な脂肪を週出して、ボリュームの足りない箇所に移植できます。
ヒアルロン酸と似ていますが、ヒアルロン酸との大きな違いは、維持できる期間です。ヒアルロン酸より長持ちするところです。

まとめ

糸リフトが目立つこととダイエットに直接の関係はないものの、気になる場合は対処できることを知っていただけたと思います。
糸リフトはエイジングケアの一つです。ダイエットや他の美容治療と併用しながら、自分にあった治療を行いましょう。その際、ぜひこの記事を参考にしてみてください。