豊胸手術で理想的なバストを手に入れたあとにダイエットをしたら、理想的な形の良くなったバストはどうなるのでしょうか?せっかく豊胸したとしても、ダイエットすることで縮んだり崩れたりしては意味がないですよね。
今回は豊胸手術後の種類別に、施術後のダイエットの注意点についてご紹介します。

豊胸手術後のダイエットで胸は変化するのか

豊胸手術後にダイエットをすると、豊胸した胸が変化してしまいそうと思っている方は多いと思います。しかし豊胸手術にも種類があり、その種類ごとにダイエットとの関係は異なるのです。
ここでは豊胸手術後のダイエットへの不安と手術の種類を交えて、胸の変化への疑問についてまとめていきます。

ダイエットで吸収・燃焼されて小さくなる?

!脂肪幹細胞注入豊胸は注意!

ダイエットで脂肪を燃焼すると、もちろん脂肪は減ります。そのため脂肪細胞を注入する手術後は、ダイエットは好ましくありません。
脂肪幹細胞は、体の余計な脂肪を採取して胸に移植する治療方法です。そのためこの施術を受けることで、気になっていた部位をダイエットすることができます。
術後にダイエットを考えるより、術前に採取する脂肪の量などを鑑みて計画的に行動した方が良い施術になります。

痩せると形が浮き出る?

!シリコンバッグは注意!

シリコンバッグは、手術時の体型に合わせて適切な位置に挿入します。シリコンバッグは体内に吸収されない素材なので、胸の周りが痩せると形が浮き出ることが考えられます。
ダイエットで痩せた場合や、加齢で体が小さくなった場合など、胸の形が不自然になったり輪郭が目立ったりすることがあります。
シリコンバッグでの豊胸とダイエットの両方を考えている場合は、ある程度ダイエットの目星がついてから豊胸手術に入るほうが良いでしょう。
豊胸手術後に何等かの理由で大幅なダイエットをした場合は、執刀した医師に相談しましょう。

豊胸手術とダイエットの順番

「脂肪細胞の注入」「ヒアルロン酸注入」「シリコンバッグの挿入」と大きく3つある豊胸手術では、ダイエットとどちらを先に行うべきでしょうか?

脂肪細胞の注入:どちらともいえない

豊胸手術する時点で適度な脂肪が確保できる方が、豊胸の効果を実感できます。
ただし、手術後にそれ以上痩せてしまうと、豊胸部分が小さくなることもあります。そのためどちらが先がいいとは言い難いです。まずは医師と相談しましょう。

ヒアルロン酸注入:ダイエットが先が良い

手術後にダイエットを行うと、胸の形が不自然になったりいびつになったりすることがあります。そのため、しっかり理想体型までダイエット後に豊胸手術をすることが望ましいです。

シリコンバッグの挿入:ダイエットが先が良い

手術時の体系に合わせて大きさや位置を決定するため、体系が大幅に変わるとシリコンバッグが目立ったり胸の形が不自然になったりしてしまいます。自分が維持できる体系までダイエットし、その後シリコンバッグの大きさや挿入位置を相談しましょう。

豊胸手術後のダイエットの注意点

大幅な体重の減量は胸の形を不自然に変えてしまう可能性がありますが、注意点を抑え、適度にダイエットすれば問題ありません。
ここでは、豊胸手術後のダイエットの注意点についてお伝えします。

ヒアルロン酸注入の場合の注意点

ヒアルロン酸注入の場合は、手術時に多くの量を注入しなければ普通のダイエットを行っても問題ありません。極端な注入と極端なダイエットは、胸のバランスを崩す原因となるため注意しましょう。
ヒアルロン酸の場合、体内に徐々に吸収されていきます。万が一、ダイエットが原因で形が不自然になっても、時が経てば解消されることがほとんどです。
どうしても気になる場合は、ヒアルロン酸を分解することもできるため、まずは医師に相談しましょう。

脂肪注入の場合の注意点

脂肪注入するために、あらかじめある程度の脂肪が必要です。しかし手術後ダイエットしてしまうと、胸の脂肪も同じように減少していきます。そのため体系については、自分がどこを重視するかでダイエットの程度を決めることが必要です。
しかし脂肪を注入した直後から激しい運動を行ってはいけません。脂肪が体に定着するためには、酸素が不可欠です。その酸素を激しい運動で消費してしまうと、きれいに脂肪が定着しないことも。マッサージについても、手術後3~4週間程度経過した後、医師に確認して行うようにしましょう。

シリコンバッグ挿入の場合の注意点

大幅なダイエットをすると、シリコンバッグが浮き出ることがあります。また浮き出なくても、胸全体の形が不自然になることが考えられます。シリコンバッグを挿入する場合は先にダイエットを行うことを考えましょう。

まとめ

豊胸手術は、体のバランスを考えて自然な形で希望の大きさにデザインします。そのため、ダイエットなどで増減してしまうと、そのバランスが崩れて不自然になることがあるということを知っていただけたと思います。
ダイエットを考えている人もですが、体重の増減をよく繰り返す癖のある人も、この記事を参考に慎重に豊胸を行ってみてください。