こんばんは。

新宿ラクル美容外科クリニックの山本厚志です。

日々の診療の中で、
人中短縮についてご質問をいただくことが多く、
「切らない施術との違い」や「どの程度変わるのか」といった点で
迷われている方が多いように感じています。

そこで今回は、
人中短縮を検討されている方に向けて、
医師の立場から、考え方や判断の目安を整理してお伝えしたいと思います。

変えるためではなくバランスを崩さないために行う人中短縮

変えるためではなくバランスを崩さないために行う人中短縮

「切る=大きく変わる」ではありません

人中短縮術について
「実際には何ミリ切るのですか?」
という質問をいただくことがあります。

この点は、誤解が生じやすいため、
少し丁寧に説明したいと思います。

人中短縮術では、
皮膚の切除幅としては、おおよそ4〜6mm前後になることが一般的です。

字だけを見ると、
「かなり切るのではないか」
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

切除幅と、見た目の変化は一致しません

ただし、人中短縮では
切除した皮膚の幅=そのまま見た目の変化量
になるわけではありません。

皮膚を切除し、縫合する過程で、

  • 皮膚の伸展
  • 口輪筋や周囲組織の動き
  • 鼻や上口唇の形状

といった要素が加わるためです。

そのため、

切除幅が4〜6mmであっても、
実際の見た目の変化として現れるのは、
もう少し控えめな印象変化になることもあります。

これは、
「思ったより変わらない」という意味ではなく、
変化がなだらかに顔全体へなじむ
というニュアンスに近いものです。

大切なのは「どれだけ切るか」ではなく「どう設計するか」

人中短縮で最も重要なのは、
何ミリ切るかという数字そのものではありません。

  • 鼻と上口唇の距離
  • 口角の位置
  • 横顔のバランス
  • 年齢による皮膚の余裕

こうした要素を踏まえて、
必要最小限の切除幅を、どの位置で設計するか
が結果を大きく左右します。

当院では、
「まだ少し余裕を残す」くらいの設計を基本とし、
変えすぎないことを前提に手術を行っています。

だからこそ、切らない施術との向き・不向きが分かれます

切らない人中短縮は、
皮膚を切除しない分、変化はどうしても限定的になります。

  • 軽度の印象調整で十分な方
  • まずは切らずに様子を見たい方

には適しています。

一方で、
皮膚量そのものが長い場合には、
外科的な人中短縮でなければ対応できないケースもあります。

これは、
どちらが良い・悪いという話ではなく、
状態と目的の違いによるものです。




人中短縮について、もう少し具体的に知りたい方は、
当院の人中短縮ページで、手術の考え方や症例をご覧ください。



人中短縮術について、その他のコラム
◆人中短縮は何ミリ切るのか?変化はどのくらいか?⇒
◆人中短縮の価格差は、どこで生まれるのか⇒




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