フェイスリフトについて

フェイスリフトとは

フェイスリフトとは イメージ

加齢によって頬や首周り、目尻などが下垂する「たるみ」は全ての人に起こる自然現象です。
「フェイスリフト」はそのたるみを改善する施術の総称です。
以前はたるんだ皮膚を切り取る手術が主流でしたが、現在は医療用の糸を使用した切らないリフトアップ術が開発され、内出血や傷痕など少ない負担で受けていただけるようになりました。
糸のリフトアップでの改善が難しい重度のたるみには、最小限の切開による手術もおすすめしています。

当院のフェイスリフト

当院のフェイスリフト イメージ

残念ながら、現在の医学ではたるみの進行は食い止める事ができません。
私たちは「たるみを一時的に引き上げ、そしてたるみの進行を遅らせる。」これが、たるみ対策であると考えています。
当院では、たるみの状態や、皮膚の薄さ、皮下組織の柔らかさなどお客様一人ひとりの肌状態に適したリフトアップ治療をご提案しています。

たるみ治療について

たるみを改善する治療には、大きく分けて3つの種類があります。

ドクター解説!フェイスリフト Q&A

受けるフェイスリフト手術を自分で選びたいです。相談はできますか?

はい、お選びいただけます。患者様の年齢や肌状態などを診察して、より効果の高い治療方法をご案内する場合もございます。

ほうれい線やゴルゴラインなどのシワが気になるたるみ、目元の皮膚の下垂によるたるみ、フェイスラインの崩れが気になるたるみなど、一人ひとりの悩みが異なるように、皮膚の状態も個人差があります。
きちんとした事前診察もなく、患者様のご要望の手術をそのまま行った場合、不自然な仕上がりになる可能性があったり、期待する効果が表れないことも考えられます。
そのため、ご要望のメニューではリフトアップを見込みにくいと診断した際には、「何故この治療ではない方がいいのか」「この治療だとこういった結果になる」などご説明のうえ、他の治療方法に変えさせていただくご提案を行います。ここでご納得いただけない場合でも、無理に施術を強行することはございません。その場で即決せず、一旦ご自宅に持ち帰って悩む方もたくさんいらっしゃいます。
一見、口周りだけのたるみの解消のみで良いように見える場合でも、実は頬やこめかみなどのもっと上部から引き上げる必要があるケースなど、医師診断で初めて分かることもございます。

術前カウンセリングは、こういった「患者様の症状に合わない施術を行わない」ための大事な診察とご相談の時間です。美容診療も一般診療と同じ医療機関ですので、同様にしっかりとお話をしてご要望に沿う術式を決めていきましょう。

一番たるみが引き上がる方法を教えてください。

「一番たるみが引き上がる」というのは「その人にとって最も効果のある治療」ということです。一概にどれが正解、というものはありません。

ひと昔前は「たるんだ皮膚を切除することによる方法」が主でしたが、現在はたるみの解消治療としてさまざまな術式や機械があります。
●糸による引き上げ
●皮膚切開による引き上げ
●照射による引き上げ
この3つが美容クリニックでの主なたるみの改善治療です。
軽度のたるみの場合、多くは照射治療で改善を感じられますが、中~重度のたるみの場合は糸や切開治療をお受けいただくことで効果を実感いただけます。
「引き上げる力が強い糸リフト」「切開するけれど傷痕が残りにくい」などさまざまな特徴が施術ごとにございます。ダウンタイム(内出血や腫れ、傷痕などが落ち着くまでにかかる時間)の長さが気になる方や、ダウンタイムが出やすい・出にくい方なども個人差がありますので、こういった事柄を全て含めて肌の状態を診断させていただき、その時のその方に合ったメニューを提案しています。

ある程度の年齢ごとにおすすめの治療がございます。

年齢を重ねると大なり小なり、だんだん顔も首もたるんできます。
若い方であれば切開施術まで行う必要はほとんどなく、多くはHIFUやRFによる照射や糸によるリフトアップ術で改善します。
中高年になってくると照射だけの単体治療では大きな効果を得ることが難しいため、糸リフトや切開によるフェイスリフト施術も視野に入れた治療を行うことが望ましいと考えます。
だた、これはあくまでも目安であり、患者様の体質や肌の状態によって異なったり、新しい治療方法もどんどん出てきていますので、その時その時のベストを医師と決めると良いでしょう。

たるみを解消する手術を受けたいのですが、効果はありますか?

皮膚の表面だけではなく、皮膚を支える筋膜層(表在性筋膜:SMAS)からしっかりと引き上げる治療を受けてください。

額だけ、目元だけ、アゴ下など一部分の軽度のたるみやシワの解消はタイトニング効果のある治療法でも効果を実感できます。こちらは、一度だけでも効果を実感される方が多いですが、糸や切開によるリフトアップ術よりも効果期間が短いため、数ヶ月または1~2年ごとにメンテナンスとして継続してお受けになることをおすすめしています。
また、顔全体や頬、大きく崩れたフェイスラインには皮下組織から引き上げるリフトアップ施術が若返り効果を得やすいです。皮膚表面だけでなく筋膜層(表在性筋膜:SMAS)を糸や切開で引き上げて固定をするため、しっかりとした効果があります。皮膚の薄さや皮下組織の柔らかさなどによって適応の施術が変わりますし、効果期間やダウンタイムも併せて検討すると良いでしょう。
顔だけでなく首のたるみを解消したい場合は、事前にその旨をしっかり伝えていただき、首にも適応のある施術を選んでください。

タイトニング効果とリフトアップ効果は異なるので、注意が必要です。

「ショッピングスレッド」という名称でも有名なショートスレッドによるリフティング術は、リフトアップ効果よりもタイトニング(引き締め)効果が大きい施術です。
針挿入によるニードリング効果で小ジワの解消・予防をすると同時に、毛穴の改善や肌の弾力アップ、美白・美肌を促進します。糸を皮下に入れることで創傷治癒反応として糸の周りにコラーゲンやエラスチンが増殖され、医療用の溶ける糸を使用しますので、糸が吸収されるまでおよそ1(~2)年ほど効果が持続します。
当院ではリードファインリフトヴォーテールVスレッドがショッピングスレッドに該当します。

このショッピングスレッドではフェイスラインの崩れやたるみによる深いシワなどの引き上げ改善は難しいため、リフトアップの効果をしっかり出したい場合は、引き上げ効果のある治療を受けてください。

フェイスリフトでどれくらい顔が若返りますか?

顔は見る人による印象が大きいため「マイナス○○歳」的に言うことは難しいですが、シワやたるみが軽減されることにより若々しさを感じる変化が得られます。

若返りと言っても、実際の年齢が40歳なのに全くシワのない10代のようでは不自然でおかしいのと同じように、年齢に合った自然なリフトアップが美容整形による美しいフェイスリフトと考えます。
頬の高さやボリュームが減少したり、口周り・アゴ下の皮膚のもたつき、ほうれい線などのたるみによる深いシワが、いわゆる「老け顔」「疲れ顔」の印象につながっています。これらを改善することによって実年齢よりも若々しく見えることを「若返り効果」「アンチエイジング効果」と言っています。

糸によるリフトアップや切開によるフェイスリフトは、皮下組織からたるんだ部分を持ち上げますので「引っ張っている感」や「ひきつれ」が起こって不自然さが出ないよう、患者様の状態を確認しながら手術を行います。自然でありながら且つ最大限の若返り効果を如何に出せるかで患者様の実感も変わってきます。

どこをリフトアップするかを術前に医師としっかり相談できていないと、思った結果にならないことがあります。

「今よりもどうなりたい(改善したい)のか」をきちんと医師に伝えて、その実現のために最も効果的な施術を選ぶことで期待する若返り効果が得られます。どうなりたいかが明確に分からなくても「悩んでいる部位」があってご相談されていると思いますので、そのお悩みを素直に伝えましょう。
どれくらい、の幅や感じ方は人によって異なりますので、ご自身の納得できる結果を求めることが最も若返る結果につながると思います。

フェイスリフトの料金