鼻中隔

びちゅうかく

鼻中隔とは、右鼻と左鼻を隔てている、真ん中の壁のこと。鼻先から喉の奥までつながっている。
鼻中隔は、鼻中隔軟骨、鋤骨(じんこつ)、篩骨垂直板(しこつすいちょくばん)で形成されている。

鼻中隔は真っすぐ伸びているのが理想的だが、成人は鼻中隔が曲がっている「鼻中隔彎曲症」の人も少なくない。
鼻中隔湾曲症は、軟骨と骨の成長速度の違いが原因で起こることが多い。
また、鼻を打撲するなど、外部からの要因によって曲がることもある。
鼻づまりやいびきの原因にもなる。

鼻中隔は、高さがあり、真っすぐに、鼻先は尖っていて少し下を向いていると顔のバランスが良くなる。
プロテーゼを挿入したり、糸で鼻中隔をひっぱり高さを出すなどの方法で改善が可能である。