局所麻酔

きょくしょますい

局所麻酔とは、治療する患部のみを局所的に麻痺させるための注射である。

患者は意識を失うことがなく、必要な箇所だけの痛みをとることができる。

局所麻酔に使用される薬剤は、アミド型(リドカイン、メピバカイン、ブピバカインなど)、エステル型(プロカインなど)がある。

この中でも、リドカインが幅広く使われている。

治療前に麻酔薬を塗布または注入する方法が一般的だが、ヒアルロン酸など、あらかじめ局所麻酔液が入っている薬剤もある。

局所麻酔の副作用としては、次のものが挙げられる。

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 悪寒・発熱
  • のどが渇く