ボツリヌス菌

ぼつりぬすきん

ボツリヌス菌とは、嫌気性菌(酸素を必要とせず生育する細菌)。
食中毒の原因となることが多い、毒性の強い菌。
A~Gまでの型に分類されている。
ボツリヌス菌が作り出す複合体毒素は「ボツリヌストキシン」と呼ばれる。

美容業界においては、このボツリヌス菌を無毒化し、適切な量をアンチエイジングの治療に用いている。

いわゆる「ボトックス」は、無毒化したボツリヌス菌から成分を抽出した、たんぱく質の一種である。
筋肉の働きを抑制する作用を利用しており、安全性が高く即効性がある。

様々な治療に効果があり、眉間や額などの表情ジワの解消、小顔治療、ワキの汗を抑える治療、美脚、肩こりの緩和などに効果を発揮する。